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中学生の「筑豊発-日韓に架ける橋」


7日に開催された日韓映画文化交流研究会の第6回自主上映会。

第1部ではロシア・スイス・韓国の映画祭で受賞したドキュメンタリー映画

「マダム・ベーーある脱北ブローカーの告白」(韓仏合作・2016年)とともに

飯塚市立幸袋中学校放送部が製作した「筑豊発-日韓に架ける橋」(2013年)

というドキュメンタリーも上映されました。

戦後まもなくの、1945年9月に筑豊の炭坑で起こった落盤事故。

その事故で四人が命を落としました。

そのうちの一人は朝鮮(当時)の少年であり、

三人は少年を助けに行った日本人坑夫でした。

少年は16歳だったと記録されています。

これはたぶん数え年ではないかと思います。

満年齢であったとしても、取材した生徒たちと同じ年頃です。

18分の作品ですが、

製作した生徒たちが地元の歴史を知るとともに戦争について考えたであろうことを思うと

18分の映像作品という以上のものを感じました。


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