嘉麻のおくら短歌同好会
- momosaran
- 2016年5月27日
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福岡県嘉麻市は、万葉歌人山上億良ゆかりの地です。
億良は嘉摩郡(現在の嘉麻市)で
「子らを思う歌」など後に「嘉麻三部作」と呼ばれるうたをしました。
嘉麻のおくら短歌同好会は、この地の市民有志が立ち上げました。
この会が主催する短歌講座の講師として、
短歌は初めてという受講者(同好会メンバー)の皆さんと
毎月1回、嘉麻市の隣の飯塚市内で楽しい時間を過ごしています。
今月のテーマは「風のうた」。
風を詠みこんださまざまな歌人の作品を紹介したのですが、
メンバーから提出された詠草(短歌)も力作ぞろいでした。
次のうたは、今月の講座で紹介したうちの1首です。
いちまいのガーゼのごとき風たちてつつまれやすし傷持つ胸は
小池 光
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