平井啓子歌集『おくもじご飯』
<2025年7月27日> 「かりん」の平井啓子さんが『おくもじご飯』を出版なさいました。 第5歌集です。 ( 本阿弥書店 2025年6月2日発行 2700円+税 ) 歌集のタイトルは次の1首からとられています。 あたたかいごはんに刻んだおくもじをのせて食べたいような冬の日...
夏の飲みもののうた
<2025年7月26日> 尋常でない暑さのなか、 このブログをお読みくださっているみなさまはいかがお過ごしでしょうか。 新涼まではまだ長いですけれど つつがなく新秋を迎えるまで、おたがいに養生してまいりましょう。 その暑さのなか、...
土屋千鶴子歌集『消えぬ索引』
<2025年7月21日> 「かりん」のかたの歌集出版が相次いでいます。 順を追ってご紹介してゆきますね。 まず、土屋千鶴子さんの『消えぬ索引』は このブログでもご紹介した『一行のスープ』に続く第5歌集です。 (本阿弥書店 2025年6月2日発行 2600円+税)...
青山美津江歌集『一粒の麦』
<2025年7月14日> 福岡市在住の青山美津江さんの歌集です。 ( 海鳥社 2025年5月20日発行 1800円+税 ) 桜川冴子さんが解説を書いておられます。 あとがきによると作者はこれまで 短歌結社や同人誌に所属されてはいなかったようですが...
炎天下をでかけたのは
<2025年7月11日> 全国的に猛暑が続いていますね。 ここ飯塚市でも連日35度前後です。 連日、熱中症警戒アラート。 もうわたしは新型コロナウイルス症感染拡大による緊急事態宣言、 あのときと同じくらいにおうち時間を過ごしています。 市内は今日も予想最高気温が34度。...
恒成美代子歌集『彼方へ』
<2025年7月7日> 「未来」の恒成美代子さんの歌集が出版されました。 (角川文化振興財団 2025年5月23日発行 2600円+税) 『而(しかう)して』(2021年)に続く第10歌集です。 地元福岡市の那珂川を詠んだうたや さまざまな花のうたにもひかれますが...
松本千恵乃歌集『霧のメロディア』
<2025年7月2日> 「未来」の松本千恵乃さん(福岡市在住)の第2歌集です。 ( 現代短歌社 2025年3月27日発行 2,700円+税 ) 黒瀬珂瀾さんが帯文を書いておられます。 松本さんが第1歌集『蝶の声』を上梓されたのは コロナ禍が始まった2020年の8月。...
「かりん」7月号-山花集*18
<2025年7月1日> 今月号は本日届きました。 編集や校正に携わっておられるみなさま、 そして配送のかたがた、ありがとう存じます。 日本郵便のトラックの問題があって 郵便事情はこれからますます悪くなるのではないかと危ぶむなか 今月はなんと遠い福岡に1日に届きました。...