イベントなき秋-新しい場
クラスター・オーバーシュート新しく語彙に加わるイベントなき春 キム・英子・ヨンジャ このうたは、今年の「かりん」6月号に載ったうたです。 詠んだのは3月から4月初めの間ということになります。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため...
活躍、めざましい
短歌を詠む若い世代が増えていることは このブログでもご紹介しましたし、 朝日新聞に連載した短歌エッセイ「筑豊さんぽ道」にも書きました。 マスメディアでもたびたび取り上げられて NHK総合テレビや教育テレビ、 新聞でも全国紙や地方紙が伝えています。...
「降る髪」-角川「短歌」11月号に寄稿
角川「短歌」11月号は角川短歌賞の発表号であったこともあり 早々に売り切れた書店も多かったかもしれません。 こちらに私も新作7首を寄稿しました。 タイトルは「降る髪」です。 母のことを詠んだ連作です。 そのうち、最初の数首をご紹介いたします。...
「文学はウイルスと似ている」
「ある意味では、文学はウイルスと似たものなのかもしれません」 今月4日の朝日新聞に、作家の多和田葉子さんのことばが載っていました。 「コロナ危機と文化」と題して 生命誌研究者の中村桂子さんとの対談を紹介する記事の中にありました。 以下、その箇所を引用します。...
第33回〈紙上〉いいづか短歌サロンのご案内
いいづか短歌サロンは、これまで12月はお休みとしてきました。 年末はみなさま何かとご多用で時間を取りにくいだろうと思って、 いわば冬休みとしていたんです。 けれど、今年は12月も開催します(紙上で)。 もともと10月におこなうはずだった、...
「水城」第277号(11/14追記)
コスモス短歌会(コスモス)の福岡支部報「水城」が発行されました。 (2020年11月10日 年3回発行) いつもながら充実の内容です。 特に、有川知津子さんの執筆による「白秋ノート 7」 ”『白南風』の歌調 -結句末の接尾辞「さ」-” を興味深く拝読しました。...
締切とチョコレートの関係
おととい、8か月ぶりに会場でのいいづか短歌サロンを開催しました。 新型コロナウイルス感染防止のためのさまざまな対策を施して これまでよりもずっと広ーい会場でおこないました。 もしも感染が拡大した場合や 私に発熱や風邪などの症状があらわれた場合は...
第32回いいづか短歌サロン-くだもののうた
今日はいいづか短歌サロンの日でした。 短歌サロンは新型コロナウイルスの影響で4月から紙上開催に切り替えましたが 9月後半より県内の感染者数が落ち着いてきて その状態が続いていることと 冬季にはインフルエンザとの同時流行が懸念されていることから...
「かりん」11月号②-山花集⑦
「かりん」誌には会員の作品が掲載される欄が6つあって (本欄<馬場欄>・本欄<坂井欄>・Ⅰ欄<A>・Ⅰ欄<B>・Ⅱ欄・Ⅲ欄) 各掲載ページの最後に「前月号の10首」が載っています。 私の所属欄は本欄<坂井欄>なのですが その「前月号の10首」に私の1首も選んでいただいていま...
「かりん」11月号①-特集のエッセイを執筆
「かりん」11月号はきのう届きました。 「かりん」では毎年5月号と11月号に特集が組まれます。 今回の特集は「怖れはどのようにうたわれてきたか」。 今年世界を席巻した、 新型コロナウイルスという未知の敵に対する怖れをはじめとして 自然災害、戦争、病、などに対する怖れについて...