憶良に倣いシニアも歌を:朝日新聞「筑豊さんぽ道」6
朝日新聞・筑豊版の「筑豊さんぽ道」シリーズを執筆しています。 連載第6回が本日の紙面に掲載されました。 見出しは 「『令和』ゆかり 万葉の筑紫歌壇 憶良に倣い シニアも歌を」。 筑豊にゆかりの深い山上憶良について書きました。 筑豊と憶良といえば、...
第3回嘉麻のおくら短歌コンクール表彰式
本日、午前11時より嘉麻市の稲築地区公民館において 嘉麻のおくら短歌同好会主催の 第3回嘉麻のおくら短歌コンクールの表彰式がおこなわれました。 8世紀に筑前国守として赴任した山上憶良が 嘉摩郡の郡家において撰定した三作 (のちに嘉摩三部作と呼ばれるようになります)。...
第16回筑紫歌壇賞贈賞式
昨日は万葉集漬けの一日でした。 午前中は博多で万葉集講座を受講。 午後は太宰府市に移動して筑紫歌壇賞の贈賞式にうかがいました。 会場の大宰府館の入り口で どこかでお見かけしたかたとごいっしょになったなと思ったら、 あっ!永田淳さん(歌人・青磁社社主)ではありませんか。...
傷口に塩を
覚えていらっしゃいますか? 大ヒットした漫画(劇画)、「愛と誠」を。 1974年には映画化されました。 その際、主人公の太賀誠を演じたのは西城秀樹。 ヒロインの早乙女愛役はオーディションで選ばれ、 芸名も役名と同じ早乙女愛としてデビューしましたね。...
第16回筑紫歌壇賞
筑紫歌壇賞は60代以上の作者による第一歌集を対象とした ユニークな賞です。 その由来は、いにしえ、遠朝廷(みかど)と呼ばれた大宰府で 60代の大伴旅人や山上憶良が中心となって のちに筑紫歌壇と呼ばれる文学圏が形成されたことなのだそうです。 なんとも素敵ですね♪...
天平の七夕の宴
今日は七夕ですね。 新元号「令和」で話題となった万葉集の「梅花の歌三十二首」は 大宰帥である大伴旅人邸で催された梅花の宴で詠まれたことは ご存じのとおりです。 梅は当時舶来植物としてめずらしがられ、人気がありました。 梅花の宴が開かれた背景には 都での政変などがあるのですが...
万葉集は歌集じゃない
今日は私にとって、うたの一日でした。 (短歌を愛する人の多くにとってはサラダ記念日だったかもしれません) 午前中は太宰府市で万葉集について学び、 午後は福岡市・天神で「かりん」福岡支部の歌会に参加しました。 万葉集のほうは、受講3年目。...
下村道子歌集『海山に聴く』
「かりん」の下村道子さんの『海山に聴く』が出版されました。 (ながらみ書房 2019年6月27日 2,500円+税) 2012年から2018年までの四〇六首が収録された第五歌集です。 下村さんは50年の長きにわたって短歌を続けていらっしゃいます。...
第3回嘉麻のおくら短歌コンクール
いま関連書籍の売れ行きが好調だという万葉集。 その代表的歌人である山上憶良が 後に中西進先生によって「嘉摩三部作」と名づけられた作品を撰定したのが 筑豊の嘉麻市です。 嘉麻市の市民有志が立ち上げた「嘉麻のおくら短歌同好会」が 全国の小・中学生を対象に短歌を募集、表彰している...
「憶良の吹かれた風に」:民団新聞リレーエッセイ
「民団新聞」のリレーエッセイ「時のかがみ」(5/22付)を執筆しました。 タイトルは「憶良の吹かれた風に」です。 「嘉麻のおくら短歌コンクール」(主催:嘉麻のおくら短歌同好会)や 憶良の歌碑が多く建つ嘉麻市のことから始まって、 山上憶良について書きました。...