増田啓子歌集『筋斗切り』
- 3月7日
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<2026年3月7日>
「かりん」の増田啓子さんの第3歌集が出版されました。
(本阿弥書店 2026年2月5日 2700円+税)
歌集名『筋斗切り(とんぼきり)』は歌舞伎の用語。
帯文を梅内美華子さんが書いておられます。
表紙は本場結城紬を用いてデザインされていて
そこに朱色の帯がかかっている装幀も
和服の装いを思わせてすてきです。
増田啓子さん、ご上梓おめでとう存じます✨
浮世絵の江戸の女は文(ふみ)が好き雨ふる宵の待ちがてにをり
をさなき子ふたりの手を引き三日月を仰ぎし夜あり秋近き家
助詞ひとつ入れるか外すか考えてゐるやうでありうつぼの貌が
海中トンネル(アクアパーク品川)
「わてはなあ噺家やねん」の面がまえ見上げし鱏(えひ)の腹にありたり
シャボン玉ひと吹きすれば孫のかほ百人にして空にとびたり

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