第95回いいづか短歌サロン
<2026年2月28日> 今月のいいづか短歌サロンは本日開催しました。 先月、短歌サロンのお仲間がある短歌大会に入選されたのですが その作品は昨年の秋に このいいづか短歌サロンに詠草として出したもので その折の私からの助言を参考に 推敲して応募されたものだそうです。 その元の詠草と入選歌を きょうお披露目してくださって♪ うれしいご報告でした。 前半は いつもと趣向を変えて 齋藤芳生さんの『牡丹と刺繡』を中心に 近刊の歌集4冊からそれぞれの仕事のうたと雪のうたを みなさまとごいっしょに鑑賞しました。 「空爆」の「爆」を正しく書いた子を大いにほめて、ほめてそれきり 齋藤芳生 『牡丹と刺繍』
「金子文子と短歌」
<2026年2月26日> 今月28日(土)に 映画「金子文子 何が私をこうさせたか」が公開されます。 金子文子と映画といえば 2019年に日本で公開された韓国映画「金子文子と朴烈」があります。 封切り後すぐに劇場に足を運んだところ 映画では金子文子が獄中で詠んだ短歌にはふれていなかったので (原題は「朴烈」です) 当時連載していたリレーエッセイに 「金子文子と短歌」と題して書きました。 映画の紹介とともに、文子の短歌もお伝えしたくて。 文子は手記を残していますが 短歌には手記からは推し量れない獄中での心情を感じられました。 今月封切られる映画は 文子の短歌をもとに獄中での文子が描かれているそうです。 こちらも観に行こうと思います。 ただ、福岡での上映は4月下旬からみたいです。 全国順次公開。
花山周子さんと介護のうた
<2026年2月24日> 2月22日(日)のラジオ深夜便「明日へのことば」のコーナーで 「新・介護百人一首 2025」の入選作品が紹介されました。 ゲストはノンフィクション作家の柳田邦男さんと 歌人で選者の花山周子さん。 おふたかとも、ご自身の体験を通してのお話もなさっています。 放送から1週間、らじるらじるの聴き逃が配信で聴くことができます。
短歌の偶然✿ 4
<2026年2月19日> この前の日曜日のこと。 Eテレの「日曜美術館」(録画したもの)を見ていたら 森村泰昌さんが画家の小出楢重の作品を 温気(うんき)ということばによって解説されていた。 小出楢重自身が随筆でよく用いたことばだそうだ。 おひるごはんを終えたので録画を見るのをそこで中断して 尾崎朗子さんの新しい歌集を開いたら そのページに「温気」の文字が…! 七月の温気を支へきれなくてこころもからだも沼藻のやうだ 尾崎朗子 『のばらのいばら』
尾崎朗子歌集『のばらのいばら』
<2026年2月17日> 「かりん」の尾崎朗子さんの、 『タイガーリリー』に続く第3歌集が出版されました。 (角川文化振興財団 2026年1月23日発行 2,600円+税) 帯文を渡辺松男さんが書いておられます。 刺繍アーティストの沖潤子さんの作品による表紙もとてもすてきです! 尾崎朗子さん、ご上梓おめでとう存じます✨✨ わが手へとそつと白米分けくれしおぢいさんと並びすずめを待ちぬ 特売のおむつを買ひに昼休み駆けゆく育休明けの後輩 青白き月だれのものわたくしのものにならざるものを愛しぬ 縄文展いでしわたしに蟬時雨いつたん死んでまた逢ひませう プラリネの脳髄壊す甘やかさ実(じつ)のない人好きでした、わたし わたくしが飲めばわたしとなる水の流されないで生きてゆくこと 体幹を突き抜ける熱情知らぬまま古りてあしたの雪をうれひぬ
確定申告と原稿執筆
<2026年2月13日> 確定申告を済ませましたー🌷 以前は期限ギリギリに提出する年も多くて そうした年は1月から3月半ばまで ずっとそのことを気にしながら過ごすことになるので ここ何年かはできる限り早く済ませています。 今年もこれでスッキリ! 打ち上げ?としてシュークリーム(特別に2個!)買いました- (=^∸^=) 確定申告を済ませて頭の中をスッキリさせたところで さあ、次のミッションは原稿! 18日が締め切りです。 いま、下書き(手書きの)まで終えたところ。 ここからは 推敲しながらの入力→推敲→入力→推敲…を 繰り返すことになります。 苦しいけれど、もっともたいへんなのは下書きを書き終えること。 それはきのう終えられたので 韓国のことわざ「始まりは半分だ」 (=とりかかったら、もう半分済んだも同じ)を励みに 今日からは入力、始めます。 それにしても、プリンターが壊れたので 推敲に支障が出ないか心配! (推敲のときはそのつど印刷してじっくりながめるので)
「かりん」2月号-ボルドー色の靴
<2026年2月7日> 今月号はきのう届きました。 編集や校正、配送に携わっておられるみなさま、ありがとう存じます。 今月の歌集評で取り上げられているのは こちらのブログでもご紹介した 夏目たかし歌集『今日の回診』と平田キミ歌集『フランネル草』です。 はじめに馬場あき子先生の作品から1首をご紹介しますね。 アルタイ山脈を雲は一日をかけて過ぎまだ食べ足らず山羊と羊は 馬場あき子 わたしのうたは連作「深秋へ」の6首が掲載されています。 次のうたがその1首目です。 秋の服楽しめる時季あるらむかボルドー色の靴を購(もと)める キム・英子・ヨンジャ 前月号作品鑑賞では わたしの連作「銀の茶器」から取り上げてくださっています。 ありがとう存じます。 (本欄・坂井欄についての執筆者は鈴木加成太さん) 伯爵家にいかなる香りまといしか香水瓶の赤のきわだつ キム・英子・ヨンジャ 1月号の「銀の茶器」は韓国のラストプリンセス、
