尾崎朗子歌集『のばらのいばら』
- 2月17日
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<2026年2月17日>
「かりん」の尾崎朗子さんの、
『タイガーリリー』に続く第3歌集が出版されました。
(角川文化振興財団 2026年1月23日発行 2,600円+税)
帯文を渡辺松男さんが書いておられます。
刺繍アーティストの沖潤子さんの作品による表紙もとてもすてきです!
尾崎朗子さん、ご上梓おめでとう存じます✨✨
わが手へとそつと白米分けくれしおぢいさんと並びすずめを待ちぬ
特売のおむつを買ひに昼休み駆けゆく育休明けの後輩
青白き月だれのものわたくしのものにならざるものを愛しぬ
縄文展いでしわたしに蟬時雨いつたん死んでまた逢ひませう
プラリネの脳髄壊す甘やかさ実(じつ)のない人好きでした、わたし
わたくしが飲めばわたしとなる水の流されないで生きてゆくこと
体幹を突き抜ける熱情知らぬまま古りてあしたの雪をうれひぬ

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