第3回嘉麻のおくら短歌コンクール
いま関連書籍の売れ行きが好調だという万葉集。
その代表的歌人である山上憶良が
後に中西進先生によって「嘉摩三部作」と名づけられた作品を撰定したのが
筑豊の嘉麻市です。
嘉麻市の市民有志が立ち上げた「嘉麻のおくら短歌同好会」が
全国の小・中学生を対象に短歌を募集、表彰している
「嘉麻のおくら短歌コンクール」は今年で第3回となります。
2017年の第1回から選者をつとめていますが
おかげさまで第1回、第2回とも一千首を越える応募がありました。
今年も募集が始まっています。
今回のテーマは「川」または自由。
筑豊を貫いて北九州市の響灘へと向かう遠賀川は
嘉麻市にその源流をもちます。
遠賀川は古来筑豊地域の発展を促し、
産卵のために鮭が上ってくる川でもありました。
嘉麻市には全国でもめずらしい鮭神社というお宮があります。
もちろん、短歌に詠むのは遠賀川に限らず、どの川でもかまいません。
応募締切は9月9日(月)、表彰式は11月3日(日・祝)におこなわれます。
このコンクールに、私も第1回、第2回に続き選者として関わります。
全国の小学生・中学生たちの短歌を読むのを楽しみにしています。
くわしくは私のサイトのトップページに載せますので
ご関心をお持ちのかたはどうぞご参照くださいね✿