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「降る髪」-角川「短歌」11月号に寄稿

角川「短歌」11月号は角川短歌賞の発表号であったこともあり

早々に売り切れた書店も多かったかもしれません。

こちらに私も新作7首を寄稿しました。

タイトルは「降る髪」です。

母のことを詠んだ連作です。

そのうち、最初の数首をご紹介いたします。

 散髪のすむまで背すじ伸ばしいし母なり車椅子に腰かけ

 はらはらと降るはオモニの白き髪白きいのちを両手に受ける

 余命わずかの母よいちじく食む見ればこのまま生きるかも生きるかも

 キム・英子・ヨンジャ

 
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