活躍、めざましい
- momosaran
- 2020年11月19日
- 読了時間: 2分
短歌を詠む若い世代が増えていることは
このブログでもご紹介しましたし、
朝日新聞に連載した短歌エッセイ「筑豊さんぽ道」にも書きました。
マスメディアでもたびたび取り上げられて
NHK総合テレビや教育テレビ、
新聞でも全国紙や地方紙が伝えています。
きのうも、朝日新聞(西部本社版)の文化面に
「SNS世代 短歌に新風」という見出しの記事が掲載されていました。
宮崎県など、全国数か所でおこなわれている短歌甲子園のことや
20代~30代の作者の歌集を多く刊行する書肆侃侃房(福岡市の出版社)の
編集者、藤枝大さんが語る現状、
そして大学短歌会のことが書かれています。
福岡では、短歌甲子園の入賞常連校である福岡女学院があり、
超結社の集まりと聞く「福岡歌会(仮)」が活発に活動しています。
それから、SNSなどインターネット上での作品発表。
こうして、各短歌結社の福岡支部以外でも若い世代の短歌の活動の場は多様に存在し、
それは全国的な賞にも結びついて、
この数年で竹中優子さん(福岡市在住)が角川短歌賞を受賞。
山下翔さん(福岡市在住)は現代歌人協会賞などを受賞しました。
そして、今年、というか、つい最近発表になったことですが
九大短歌会の石井大成さんが
現代短歌社の第1回BR章で佳作、
さらに現代短歌社賞(同社主催)でも佳作に入選したそうです。
竹中さんや山下さんと同じく、
石井大成さんも短歌のイベントなどでごいっしょしたことのあるかたなので
よかったなあー、と遠くから拍手を送っています。
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