魔法
『魔女の宅急便』の作者、角野栄子さんは6巻にわたる物語が完結したとき、 こう書いたそうです。 「誰でも魔法をひとつは持っているんです。 空を飛んだり、姿を消したりすることはできなくても、 自分が好きなことで生きられれば、それは魔法になる。」 この一文を踏まえて...
月刊「俳句界」9月号に寄稿
月刊「俳句界」2021年9月号(8月25日発売・文學の森)に寄稿しました。 「『歌枕』再発見!~歌を味わう』という特集に小文と自作1首が掲載されています。 この特集には国文学者と歌人のかたがたが執筆なさっています。 原稿依頼を承諾した時点では自分以外の執筆者は存じ上げないわ...
第42回「かりん」全国大会オンライン講演会
昨年の「かりん」の全国大会はコロナ禍のため中止となりました。 今年はオンラインでの講演会と誌上歌会というかたちです。 誌上歌会は7月号に無記名の詠草一覧が掲載されました。 今年は選者と編集委員のかたがたによる投票がおこなわれ...
母の命日
明日は母の命日です。 2年前(2019年)に亡くなりました。 2021年の2月頃から本格化したコロナ禍。 その前年だったので 最期の日々は毎日のように母のもとへ通って 手を握り、 足をさすり、 話しかけ、 枕元で小声で「アリラン」を歌い...。...
【お知らせ】中止:筑紫歌壇賞贈賞式
全国的に大雨による被害が続いています。 私の住む福岡県・飯塚市では8月11日から4日間強い雨が降り続きました。 15日の朝からはいったん止んだものの 夜半からはまた降り出し、 今日16日も午前中以外は降り続いています。 私の住んでいる地区でも民家の裏山が土砂崩れをおこしたと...
「短歌がおもしろくなった」
短歌の場でつながっているかたから暑中見舞いのおはがきが届きました。 すぐにお返事を書こうとしたのですが 現在 私が講師の立場で関わっている短歌の場は3か所とも コロナ禍のため 直接お目にかかっていません。 文書での通信講座や通信添削、またはリモート講座です。...
馬場先生の全歌集が出ます!
馬場あき子先生の全歌集が近く出版される。 そうした話はしばらく前に耳に入っていましたが この秋に角川書店からとうとう出版されます。 第1歌集の『早苗』(1955年)から『あさげゆふげ』(2018年)までの全27歌集! 約1万首が収録されるそうです。...
1分のうた
今日は長崎に原爆が投下された日ですね。 犠牲になられたかたがたを悼み、平和を祈る式典を テレビを通じて見守りました。 私は学生時代の2年間を長崎市で過ごしました。 シーボルトの鳴滝塾のあったところのすぐ近くに母校はありました。...
「かりん」8月号-花柄の野良着
今月号(2021年8月号)は2日に届きました。 このブロブでもご紹介した、 田中翠友さんの第一歌集『ふるさとの駅(ホーム)に立てば』の評が載っています。 (執筆は古谷円さんと水谷文子さんです) 馬場あき子先生の作品は7首掲載されています。 その冒頭の1首をご紹介いたします。...
第41回いいづか短歌サロンのお知らせ
今月(2021年8月)のいいづか短歌サロン(コロナ禍のため紙上開催中)のテーマは 「スポーツのうた」です。 中止や再延期を望む声も多かった東京オリンピック。 現在 熱戦が繰り広げられていて 報道でそのようすが目に入らない日はありません。 開催の是非は別として...