月刊「俳句界」9月号に寄稿
月刊「俳句界」2021年9月号(8月25日発売・文學の森)に寄稿しました。
「『歌枕』再発見!~歌を味わう』という特集に小文と自作1首が掲載されています。
この特集には国文学者と歌人のかたがたが執筆なさっています。
原稿依頼を承諾した時点では自分以外の執筆者は存じ上げないわけですが
お名前を拝見すると、私は置いておいて、他のかたがたはそうそうたる顔ぶれです。
なかでも中西進先生のお名前をみつけてびっくり!
申すまでもなく、中西先生は元号「令和」の考案者とされているかたですが
私は中西先生の著作によって山上憶良との衝撃的な出会い直しがあり、
そこから万葉集をしっかり学ぶようになたので
私にとっては特別なかたです。
もちろん雲の上の存在で
お目にかかったことはないのですが
尊敬する私の万葉集の先生が中西先生のお弟子さんなので
先生から中西先生のお話をうかがう機会が多く
勝手に少し親しみも感じております。
その中西先生と、同じ誌面の同じ特集に執筆したとわかり、
光栄というより恐れ多いような気持ちです・・・。
それでは、この特集の内容をお知らせします。
もし関心をお持ちでしたらお手に取ってみてくださいませ。
特集 「歌枕」再発見! ~歌を味わう
<総論>歌枕とは何か 中西 進
<論考>現代における歌枕 松村正直
<歌枕の名歌> 抄出:編集部
<一首鑑賞~和歌における歌枕> 永田和宏、坂本信幸、栗木京子、大下一真、
高木桂子、荒木優也
<私の好きな歌枕> 久々湊盈子、寺島博子、キム・英子・ヨンジャ、後藤由紀恵