裸身
今日は十五夜。 夕方、といっても日暮れが早くなってすでに暗くなった道を 歩いて帰ってきたところです。 郵便局前のポストまで、ウォーキングを兼ねて投函に。 帰り道、仲秋の名月を見ることができました。 お月さまのあたりだけ薄墨色の雲がかかっていて...
仲間節子歌集『シンギングサンド』
「かりん」の仲間節子さんの第一歌集が上梓されました。 (現代短歌社 2020年9月20日発行 2,500円+税) 馬場あき子先生が帯文を、米川千嘉子さんが解説を書いておられます。 仲間さんは沖縄県の宮古島のご出身。 沖縄から行くにはまだパスポートが必要だった時代に...
「こころの時代-コロナの時代を詠む」
NHKのEテレ「こころの時代」で 歌人・細胞生物学者の永田和宏さんと 僧侶・宗教学者の釈徹宗さんの対談がおこなわれました。 その中で印象に残ったことばの中から おふたかたが対談の最後に語られていたことをご紹介します。 釈さん...
長友くに歌集「松聲」
「かりん」の長友くにさんの第6歌集です。 (2020年5月3日 「若」の会事務局 定価1,000円) タイトルは次のうたから取られているでしょうか。 宇土金(うどがね)の 山を離れる昼の月 松聲はるかに往古を語る 1首を3行書きで表記してあることが歌集の大きな特徴でしょう。...
ヘビーヴァース~人間を差し出す歌~
角川『短歌』2019年5月号は 「ヘビーヴァース~人間を差し出す歌」を特集しました。 ヘビーヴァースという単語は聞きなれませんが ライトヴァースと呼ばれた短歌に対して 作者の生き方が反映されたうたという意味で 提案されたことばのようです。...
朝日歌壇ニュース2020.9.13
今朝の朝日歌壇(朝日新聞)に飯塚市のかたが入選なさっています。 おめでとう存じます。 存じ上げないかたですが お名前は以前から何度も朝日歌壇でおみかけしています。 印象的な名前なので、すぐに覚えました。 ペンネームでしょうか。 そして、歌壇と隣り合う朝日俳壇にも...
第22回かりん力作賞
きのうの記事で少しふれましたが 今月号の「かりん」誌で第22回かりん力作賞が発表されました。 受賞なさったおふたかたにお祝い申し上げるとともに 受賞作品よりご紹介いたします。 なお、今回は61編の応募があったそうです。 ✤徳力聖也さん「かなしむようなブラック」30首より...
「かりん」9月号-山花集⑥
「かりん」9月号はおととい(9日)に届きました。 今月号はかりん賞とかりん力作賞の発表および選考経過が掲載されています。 第40回かりん賞は きのうご紹介したとおりのおふたかた。 第22回かりん力作賞は 谷光順晏さんと徳力聖也さんが受賞なさいました。 おめでとう存じます。...
第40回かりん賞!
このほど、今年度のかりん賞が発表されました。 のつちえこさんの「行(ゆ)きなさいよ」30首と 古田香里さんの「シュメールの輪」30首です。 おめでとうございます! のつちえこさんは福岡市在住ですので 短歌フェスタ福岡などのイベントや市内での歌会で何度かごいっしょしたことがあ...
今月のテーマは「手紙のうた」
さあ、9月になりましたね。 その早々の台風9号。 ここ筑豊でもゆうべは23時頃からものすごい風で こわくてよく眠れなかったくらいです。 早くおさまってー!とこころのなかでねがってました。。 さて、今月(第31回)の<紙上>いいづか短歌サロンのテーマは 「手紙のうた」です。...