角川「短歌」11月号-新作7首を寄稿
発売中の角川「短歌」11月号は 角川短歌賞の発表が掲載されています。 (受賞作と受賞者のことば、選考座談会、佳作作品) 受賞者は、いずれも「未来」所属の 田中翠香さん(「光射す海」50首)と 道券はなさん(「嵌めてください」50首) です。 巻頭作品28首は 掲載順に...
『馬場あき子の「百人一首」』(馬場あき子・著)
(NHK出版 2016年10月20日発行 1,700円+税) 馬場あき子先生のサイン入りです♪ 「はじめに」で 「今まであまり重視されていなかった作者の横顔をしのばせる逸話や その人生、人物の背景にあった時代感がうかがえるような事柄を 鑑賞に加えてみたいと考えた」...
「長崎の鐘」と鳴滝寮
鳴滝の寮の仲間のみな歌詞をそらで歌いぬ「長崎の鐘」 キム・英子・ヨンジャ この短歌は私の第2歌集『百年の祭祀(チェサ)』に収めた 「鳴滝」という連作の中の1首です。 私は長崎県立女子短期大学の英文科に進学して 校舎から7分ほど坂を上ったところにあった学校の寮「鳴滝寮」で2年...
朝日歌壇ニュース2020.10.18
今週の朝日歌壇(10月18日付朝日新聞)には 筑豊在住のかたのおうたは載っていなかったのですが 筑豊を詠んだ作品が入選していましたので ご紹介いたします。 筑豊のぼた山、炭住、嘉穂劇場、「寅さん」映画に遺産(レガシー)を見る (宗像市)巻 桔梗さん <選・高野公彦さん>...
辻裕弘歌集『この夢がさめたら』
「かりん」の辻裕弘さんの第一歌集が出版されました。 ( 短歌研究社 2020年9月15日発行 2,700円+税 ) 裕弘さんというお名前はご法名です。 歌集名は次の一首から取られたものと思われます。 この夢がさめたらどこにゐるのだらうヒトなる確証なきは楽しき...
第一歌集出版の最高齢は
若い世代に短歌がブームになっている。 そうマスコミに取り上げられ始めて何年ぐらいになるでしょう。 一方、60歳を過ぎてから第一歌集を出版なさるかたも少なくありません。 この1か月の間に私の手元に届いた歌集に限っても その4分の3が60代以降の作者による第一歌集なのです。...
松本千恵乃歌集『蝶の声』
「未来」の松本千恵乃さん(福岡市在住)の第一歌集が出版されました。 (角川文化振興財団 2020年8月23日発行 2,600円+税) 栞文を藤原龍一郎さん、今野寿美さん、恒成美代子さんが書いておられます。 作品の並びは編年体ではなく、テーマごとに分けて...
次回のいいづか短歌サロンは紙上ではなく会場で…!
新型コロナウイルスの影響で4月から紙上開催に切り替えて続けてきた いいづか短歌サロン。 通常のサロンの内容をできる限り紙上で再現して なおかつ新しい内容を加えておこなってきました。 みなさまに好評をいただいた本格的なお呈茶などのおもてなしができないので...
「かりん」10月号-ZOOMイベント
今月号はおととい(5日)届きました。 今号の評論は尾崎朗子さんによる 「コロナ時代における短歌表現の方向性」です。 そのコロナ禍のため 今年の「かりん」全国大会は中止となりました。 毎年夏におこなわれる全国大会の報告が秋の誌面に載っていましたが...
第31回いいづか短歌サロン
第31回いいづか短歌サロン(9月30日付)は9月27日に投函しました。 (今回も紙上開催)。 きのうまでにはご参加のみなさまのお手元に届いたことかと思います。 今回のテーマは手紙のうた。 コロナ禍により、 オンラインでの集まりが浸透しつつあります。 そうした中で...