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『COCOON』と月のうた

  • momosaran
  • 2016年10月21日
  • 読了時間: 1分

『COCOON』は先月創刊されたばかりです。

短歌結社「コスモス」には2014年まで『桟橋』という結社内季刊同人誌がありました。

若手が無選歌で作品を発表し、闊達に批評し合える場を用意する目的で継続して

きた『桟橋』を引き継ぐかたちで『COCOON』は誕生したそうです。

メンバーは「コスモス」の1965年以降生まれの23名のかた。

嬉しいことに、知り合いの「コスモス」会員のかたがご恵送くださいました。

短歌作品、時評、評論、エッセイなどが並んでいます。

まだ卒読の段階ですが、その中で印象に残ったのは次のうたです。

   もうだれのものでもなくて砂浜の帽子は海の月を見ている

                             小島なお  「波の整列」より

折しも「嘉麻のおくら短歌同好会」短歌講座の10月のテーマは月でしたので

講座の前半、さまざまな月のうたを紹介、解説する中にこの一首も並べました。

受講者の皆さんもこのうたが好きというかたが多かったので

ご紹介してよかったなと嬉しくなりました(=^‐^=)


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