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『百年の雪』

  • momosaran
  • 2017年2月10日
  • 読了時間: 1分

朝、カーテンを開けるとうっすらと積もった雪と曇り空。

今日から全国的に大寒波が押し寄せてくると聞いたけど

飯塚はそうでもないみたい、と思っていたら

午前中には吹雪になって、あっという間に外は白一色に。

今も降ったりやんだりを繰り返しています。

そんな日にご紹介するのは、「かりん」の篠原節子さんが

ご恵送くださった第一歌集、『百年の雪』。

お目にかかったことはありませんが、

「あとがき」によると篠原さんは総合誌「短歌研究」の投稿欄に

馬場あき子先生の選で掲載されたのをきっかけに

馬場先生主宰の「かりん」に入会なさったそうです。

2009年に入会、2016年12月にこの初めての歌集を上梓された由。

お母様を詠んだおうたに特にひかれましたが

本日の雪にちなんで、歌集のタイトルともなった一首をご紹介します。

   柿田川梅花藻ゆらす湧水は富士に積みゐし百年の雪

                               篠原節子


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