朗読会 - 詩と短歌の会
今月の詩と短歌の会は初めて朗読会が行われました。
題して「詩人・歌人による朗読会~作家の肉声を聞く」。
開始時間の正午には曇り空、その後すぐに雨が降りだした休日、
会場のリード・カフェには30人ほどのかたが集まりました。
朗読者は16人。
朗読される作品は詩と短歌に限らず、自作エッセイや小説もあり、
さらにはギターを弾きながら自作短歌を歌う(SINGのほうですね)、
筑前琵琶との共演などもあり、バラエティーに富んだものでした。
初めに朗読した高校生4人の作品も素敵でした。
私は「『りぼん』の子」というタイトルで十首を朗読しました。
その中から三首を。
「りぼん」の子歌謡曲の子筑豊の子昭和の子なり在日われは
マジョリティーゆえ憧れた<炭坑のお風呂>夜道を歩いて十分
白蓮が女子教育を夢見しとうわが母校かも桜咲き継ぐ
キム・英子・ヨンジャ