100人のひとり
- momosaran
- 2017年6月11日
- 読了時間: 1分
昨年11月に100人余りの皆さまの前でお話しする機会をもてたことは
「筑豊で初めて講演をしました」という記事に書きました。
その中で、いらしてくださった100人の中のおひとりでもいい、
その胸に今回お話ししたことが残れば嬉しいと記したと思います。
講演は「胸に咲く~短歌にみる在日コリアン~」と題して
短歌を朗読しながら在日コリアン100年の歴史と私の個人史を語る内容でした。
講演から3か月後、福岡県日韓親善協会の新春懇親会のパーティー会場で
見知らぬ女性から声をかけられました。
私は存じ上げなかったのですが、先方は私のことを知っているとおっしゃいます。
あの講演会に足を運んでくださったかたでした。
彼女は、気になっていることがあったけれど
私の講演を聴いて励まされたと言ってくださいました。
100人のうちおひとりの胸にでも残ればと願っていた、
彼女がもしかしたらそのひとりかもしれないと思うと、
ほのぼのとした思いが広がった夜でした。
韓の名をかっこいいねと誉められて高校生活楽しきわが子
キム・英子・ヨンジャ
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