題詠の楽しみ
- momosaran
- 2017年9月10日
- 読了時間: 2分
今日は「かりんZONTAG」(福岡支部)歌会の日でした。
場所は福岡市天神の赤煉瓦文化館。
この建物は、東京駅の設計者でもある辰野金吾氏の設計による
アールヌーボー様式の煉瓦造りの洋館であり、
もともとは銀行の支店として建てられたものです。
一階は福岡市文学館となっていて、二階に大小の会議室が三部屋あります。
これまでにも書きましたが、福岡支部では今年の6月号から
支部独自の二つの題を決めています。
毎月十首以内で送る月詠に各題で詠んだものを一首以上入れる試みです。
9月号(7月上旬投函分)の題は「蛍」と「シャボン玉」でした。
支部歌会はその月の「かりん」誌でおこなっており、
今日はさまざまな蛍の歌、シャボン玉の歌の評もおこないました。
たとえば「シャボン玉」では、
バブルの時代を詠んだもの、幼い日の自分をうたったものなど。
ひと通り評が済んだ後に出たのが
「題詠っていいね」という話。
話は変わりますが、
2年前から毎月おこなっている「嘉麻のおくら短歌同好会」短歌講座は
今月は初めてのお休みです。
同好会が主催する「嘉麻のおくら短歌コンクール」の準備のためですが
メンバーのかたが「(短歌講座がお休みで)テーマが出ていないと短歌ができない」
とおっしゃっていました。
題やテーマに触発されてうたができることって、大いにあるんですよね。
今月30日の「いいづか短歌サロン」のテーマは「食べもののうた」(または自由)。
23日の提出締め切り日を前に、すでに数人のかたから詠草が届いていますが
他のかたからもどんな食べもののうたが出されるか、楽しみです。
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