top of page

数詞のうた(一のうた)

  • momosaran
  • 2018年5月18日
  • 読了時間: 1分

今夜は場所を嘉麻市稲築地区公民館に移してから2回目の

「嘉麻のおくら短歌同好会」短歌講座でした。

テーマは、今までとは少し趣向を変えて「数詞のうた」。

いつもは、季節に合わせて、風のうた、旅のうた、雪のうたという感じです。

講座では、前半の終わりに

例歌を鑑賞しながら短歌の技法を一つずつ押さえて(復習して)いっています。

数詞のことも以前にお話ししました。

そうやって学んだ技法をテーマに取り入れることによって

チャレンジしていただこうとしたものです。

数詞の中で「一」を選んだのは

おくら短歌講座が今月で4年目に入り、

場所を地元の稲築に移して

また一からスタート、の気持ちをこめました。

(ちなみに、2年ほど前の1月の回は「千のうた、万のうた」がテーマ。

お正月ということで「鶴は千年、亀は万年」のおめでたい数にしました🐢)

会員のみなさまの詠草に登場した「一」は、

一人、一秒、四月一日、一葉、一茎、など。

前半の秀歌鑑賞では、

一つ、ひとり、一分、などが入っているうたをご紹介いたしました。

その中から二首記します。

 真夜ひとり青き地球儀回しゐる夫よいづこにこころさまよふ

 秋山佐和子

        戦没者追悼式典     

 一分ときめてぬか俯す黙禱の「終り」といへばみな終るなり

 竹山 広


最新記事

すべて表示
「かりん」12月号-どんな人間

今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...

 
 
 
第33回いいづか短歌サロン-銀杏のうた

今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...

 
 
 
ゲストティーチャー

きのう、飯塚市内の小学校で4年生にゲストティーチャーとしてお話をしてきました。 学習支援ボランティアです。 テーマは「韓国の文化」。 ちょうどひと月前にご依頼があり、 当時は県内の新型コロナウイルス感染確認者数は1か月ほど一桁台で 筑豊ではゼロが続いていましたので...

 
 
 

Comentarios


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page