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魚のうた-ほういと飛んで


梅雨明け頃からの異常な暑さ。

筑豊でも、ここ数日は35度越えが続いていますす。

今日の飯塚の予想最高気温は36度でした。

夕方、嘉麻のおくら短歌同好会の短歌講座(おくら講座)で講師をつとめるためうちを出て

嘉麻市までクルマを走らせました。

17時45分にクルマに乗りこんだ時、

外気温計は36度でした。

それが、嘉麻市に入ってから18時10分ころには37度に。

夕方6時過ぎでも37度。

「夕涼み」とか、

子どもの頃夏休み前に言われた

「午前中の涼しいうちに宿題をするように」とか、

そういう時間帯が

いつしか消えてしまったようです。

さて、今日のおくら講座のテーマは「魚のうた」。

いつもテーマは1カ月前に決めています。

7月19日といえばちょうど梅雨が明ける時期で

暑くなるだだろうから

涼しげなテーマをと思って選んだのでした。

講座の前半に鑑賞した秀歌の中から

二首をご紹介いたしますね。

涼やかな気分をお届けできたら嬉しいことです。

 わだつみをほういと飛んでまた一つほういと飛魚(あご)の飛ぶよ天草

 高野公彦

 われらかかつて魚(うを)なりし頃かたらひし藻の蔭に似るゆふぐれ来たる

 水原紫苑


 
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