第38回かりん賞
- momosaran
- 2018年9月3日
- 読了時間: 1分
「かりん」9月号で
第38回かりん賞と第20回かりん力作賞が発表されています。
今年のかりん賞は丸尾卓也さんの「ダ・ヴィンチ」(三十首)と
谷川保子さんの「おもてなしロボ」(三十首)。
奇しくも、
どちらの作品にもロボットを詠んだうたがあり、
しかも
両作品ともそのロボットのうたからタイトルがつけられています。
そういうところにも
時代が表れていると言えるのかもしれません。
丸尾卓也さんとは
昨年だったと思いますが
「かりん」全国大会二日目の歌会で(歌会会場は三部屋に別れます)
同じお部屋の会場係をごいっしょした記憶があります。
では、
両受賞作品から
タイトルともなったロボットのうたと、もう一首、
二首ずつをご紹介いたします。
内視鏡下手術用ロボットダ・ヴィンチはかしかし歩きだすかもしれぬ
鶴が水吹くことの不思議思わずに日比谷公園親子の多し
丸尾卓也 「ダ・ヴィンチ」
目の合った人に尽くしてしまうから後ろから起動「おもてなしロボ」
「美しくてさわってしまう」美術館にADHDの少年
谷川保子 「おもてなしロボ」
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