朝日歌壇ニュース2018.12.9
先月25日に嘉麻市でおこなわれた第2回嘉麻のおくら短歌コンクールの表彰式。
その終了後に、あるかたと少しお話をしました。
初めてお目にかかるかたで
田川の「香春町平成万葉の集い」などが話題となりました。
ところで、
本日付の朝日歌壇(朝日新聞)の高野公彦選の欄に次の一首をみつけました。
引退を考えおるにホームラン打ってしまえり最終戦に
(福岡県)住野澄子
「ホームラン打ってしまえり」が良いですね。
高野さんの選評に「第十首は、以前ソフトボールの歌を詠んだ人。」とあります。
このかたは、
先月私がお話ししたかたではないかと思うのです。
初対面でしたので
ソフトボールをなさっていたことは存じ上げないのですが
お名前に聞き覚えがあります。
朝日歌壇には、
ずっと以前私が投稿していた時分は週に3,000通、
現在でも2,000通は下らない投稿はがきが届くといいます。
その中から入選するのは最多で40首ですから
掲載されるとお祝いに御赤飯を炊くという話も聞きました。
もちろん、惜しくも入選を逃がすうたもありますし、
入選は果たせなくても佳い作品はあると思います。
一方で、経験から申すと
選ばれて紙面に載るのは作者にとってたいへん励みになります。
その意味でも
住野さんに心からお祝いを申し上げたいと存じます✨
またお目にかかる機会がございますように。