「かりん」2月号-信じとる
- momosaran
- 2019年2月3日
- 読了時間: 1分
今日、「かりん」2月号が届きました。
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「かりん」の一頁目には馬場あき子先生の「さくやこの花」が連載されています。
今月号で第97回を数えます。
馬場先生がこれまでのご自身の短歌を一首挙げて
そのうたにまつわるお話を書いていらっしゃるエッセイです。
今月号の一首には白梅が登場しています。
白梅の時間(とき)はしづかにゆつくりと昔は今を引き寄せてをり
『阿古父』(1993年)より
馬場先生の「さくやこの花」は
「歌林の会」(かりん)のウェブサイトで読むことができます。
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今月号には私の短歌は七首掲載されています。
その中から幾首かご紹介いたしますね。
ゆったりと下がりほのぼの上りゆく茶葉を見ている朝(あした)美し
フランボアーズの香りの茶葉とイギリスのカップを使う土曜日の朝
信じとるどん底の日々に言いくれし亡き父の声曼殊沙華(まんじゅしゃか)立つ
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「情報板」のページ(149頁)に
5月12日開催の「短歌フェスタ福岡2019」の案内が掲載されています。
「かりん」からはシンポジウムに桜川冴子さんが登壇、
選者(14名)に桜川さんと私が入っています。
「短歌フェスタ福岡」のくわしいご案内は2018年12月14日付のブログに書きました。
ご関心をもたれましたらどうぞご参照くださいー。
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