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銀杏のうた-凄み湛へて

  • momosaran
  • 2019年12月19日
  • 読了時間: 1分

今月の嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座は本日おこなわれました。

2019年最後の短歌講座。

テーマは季節に合わせて銀杏としました。

同好会のみなさまの詠草は

いちょうやギンナンをテーマにしたものがほとんどで、

おひとりだけ自由詠でした。

それも年末の気忙しさを詠んだものなので

まさにこの時期の気持ちをうたにしたものです。

いちょうをテーマとした詠草は

旧長崎街道内野宿(飯塚市)の大銀杏、

ご家族にゆかりのいちょうの木、

ギンナンの匂いと幼子のようす、などを詠んでおられました。

講座では、私のうたはご紹介しておりませんが

今回は私の銀杏のうたをこちらに記したいと思います。

10年くらい前に詠んだものです。

 官能の高みのごとし金色の極みの銀杏は一夜(ひとよ)に降り敷く

 キム・英子・ヨンジャ

では、講座前半でご紹介・解説した秀歌の中から

幾首かご紹介いたしますね。

 金色の小さき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に

 与謝野晶子

 もうここまで生きたといへる黄金の凄み湛へて大いてふ散る

 浦河奈々


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