検索
タヌキに無視されるうた
- momosaran
- 2020年4月18日
- 読了時間: 1分
本日の「明るい気分になったうた」は
佐渡在住の佐山加寿子さん(かりん)の第一歌集『鈴さやさやと』より。
もの馴れたをんなのやうな狸なりわれを無視して花にくつろぐ
佐山加寿子
人が近づいても一瞥するだけで悠然とかまえている、
しかもその姿がどことなく艶っぽいタヌキ。
「花」は桜でしょうか。
想像すると、なんだか愉快になってきます。
昨年の末に近所の道でタヌキに遭遇したのですが
そのタヌキはこちらに向かって全力疾走(?)してきて
たいへん驚きました。
でも後で、人間に出会ってしまってびっくりしたしたのは
タヌキのほうだったかもしれないと思いました。
それに比べて、このうたのタヌキは
人なんて無視しちゃうんです。
くつろいじゃってるんです。
「もの馴れたをんなのやう」という比喩に味があります。
最新記事
すべて表示急に夏になった感じです。 私の住む飯塚市は、おととい、きのうと続けて気温30度越えで蒸し暑かった(><) 今年初めて扇風機を使いはじめました。 今日は30度まではいかなかったようですが やっぱり暑い。 そこで、25回目の「明るい気分になったうた」として...
今日から6月。 窓辺のあじさいも青紫に色づきはじめました。 あじさいは好きな花のひとつです。 初夏になって嬉しいのは、サンダルがはけること。 サンダルが好きなので、うきうきします。 ということで、 24回目の「明るい気分になったうた」は またまた俵万智さんの一首です。...
2日ぶり、23回目の「明るい気分になったうた」は ほろ酔いのうたです。 さーふーふーはほろ酔ひの意味さーふーふーの君と月夜の道歩き出す 佐藤モニカ さーふーふーは沖縄のことばです。 沖縄出身の伴侶とともに沖縄に移って暮らし始めた作者。...
Yorumlar