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空をうつして

  • momosaran
  • 2020年6月16日
  • 読了時間: 1分

6月に入ると、水の引かれた田んぼを目にします。

そんな時思い出すのは、

20代前半に勤めていた会社での仕事。

初夏の田植えと秋の稲刈りの時季が繁忙期で、

その時季は初夏は1か月半、

秋は2か月、休日返上で働いていました。

だから、秋の行楽シーズンなんてまったく無関係でした。

その仕事を退いたあと、

秋にあの無茶苦茶な忙しさが来ないことで

なんとなく気の抜けたような感じになったほどでした。

6月に入る頃、水の引かれた田んぼを見ると

同じように、この時季に忙しかったその仕事を思いい出すのです。

でも、今年思い出すのは、そのことではなくて、母のこと。

1年前の6月、母の主治医から

母とのお別れが近いことを知らされました。

早くてあと2~3週間。

長くてあと2~3か月だと。

ちょうど田植えのシーズンを迎える頃でした。

その時と、そのあとのことを思い出すのです。

母は、昨年の8月19日に他界しました。

 田んぼには水が張られて空映えて母の余命を医師は告りたり

 キム・英子・ヨンジャ

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