満月壺
- momosaran
- 10月7日
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<2025年10月7日>
中秋の名月。
ゆうべはみごとな月でしたね。
そして今日は満月。
韓国の白磁には満月壺と呼ばれるかたちがあります。
朝鮮王朝時代の代表的な磁器で現在も制作する作家がおられます。
わたしがこのフォルムの白磁壺を初めて観たのは
2012年、京都の高麗美術館で。
この年に上梓した歌集『百年の祭祀(チェサ)』が
現代歌人集会賞の候補になったご縁で会員になり、
初めて京都での現代歌人集会に参加した、その次の日でした。
梅内美華子さんの次の1首に満月壺を思います。
満ち満ちて李朝白磁の大壺はおのづから割れるときを夢みる
『火太郎』
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