top of page

「かりん」10月号-誌上歌会の高得票作品

<2021年10月5日>


「かりん」10月号はきのう届きました。


例年 10月号には夏の全国大会の報告が載ります。


今年の全国大会はコロナ禍のため


オンラインでの講演会と誌上歌会の2本立てでおこなわれました。


そこで今年の10月号には


オンライン講演会(対論 米川千嘉子さん×川野里子さん、司会・大井学さん)


が収録されています。


そして、7月号にすべての詠草(無記名)が掲載された誌上歌会の


結果発表が載っています。


例年の全国大会の歌会では


事前に送られた詠草集から参加者が5首を選んでいました。


今年は選者と編集委員のかたがたが全350首からそれぞれ20首を選ばれました。


その結果、6票以上が入った作品が選者の講評をつけて掲載され


5票~1票を獲得したものは作品と作者名が載っています。


最後に詠草の作者名がずらっと350名!の一覧になっています。


票が入った作品の中から馬場あき子先生と坂井修一さんの推薦により


大会賞が決定しています。


今回の大会賞は高尾文子さんの次の作品です。




  回天の悲史とこしへに深く抱くこの海に棄てるといふ汚染水


  高尾文子




高尾文子さんの作品は別として


最高得点は12票 (1名)、


それから10票 (1名)、


9票 (3名)、


8票 (4名)、


7票 (2名)、


6票 (8名)


と続いています。


私が出したうたは7票をいただきました。


自分では1票でも入ればうれしいけど無理かな~と思っていたので


びっくりして、そしてうれしくなりました。


講評もありがとう存じます。


その幸運なうたを最後にご紹介いたします。




 韓国(からくに)のなまりを聞きたい胎内で聴いてた一世たちの 声 声


 キム・英子・ヨンジャ






最新記事
アーカイブ
bottom of page