「かりん」11月号-アナウンス
<2023年11月18日>
今月号は2日に届きました。
予想よりも早くて、うれしい驚きでした。
「かりん」のご担当のかたがた、配達のかた、ありがとう存じます。
巻頭の「さくやこの花」(馬場あき子先生ご執筆)では
次の1首を取り上げていらっしゃいます。
テレビ台の裏にゴキブリは棲みをりて深夜わが前を静かに歩む
馬場あき子 『あさげゆふげ』 (2018年1月刊)
(「さくやこの花」は歌林の会(かりん)のウェブサイトに
第1回から随時アップされています)
「かりん」誌では例年5月号と11月月号で特集が組まれます。
今号の特集は「変わりゆく身体」。
評論は松村由利子さん、神谷朋子さん、
丸地卓也さん、鈴木正樹さんのご執筆。
続いて鑑賞とミニ評論を6名のかたが、
エッセイを同じく6名のかたが書かれています。
新型コロナウイルスのパンデミックによる影響や
ノンバイナリーという考え方が浸透してくるなどして
変化してきた身体感覚を現代短歌はどうとらえてきたのか、
さまざまな視点から考えたい。
特集の趣旨がそう掲げられています。
最後に、私の掲載作品から1首ご紹介しますね。
不要不急の外出避けよのアナウンス疫病(えやみ)の次は悪魔の暑さに
キム・英子・ヨンジャ
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