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「かりん」12月号-どんな人間

今月の「かりん」は8日に届きました。


(8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・)


今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。


それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。


今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で


私のコロナ禍の一首も取り上げてくださいました。


ありがとう存じます。


コロナ禍のうたといえば、


今月の私の月詠もそうしたものが含まれています。


幾首かご紹介いたしますね。




 どこからも令和初のと囃されず今年の桜は静かに散りぬ



 くちびるの動かし方を忘れても困らないほど人に会わない



 私ってどんな人間だったけ誰にも会わねばわたしが揺れる



 いないことそれは死ですかハナミズキの伐られすぎたる枝に葉が揺る



 




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