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「かりん」2月号-「かりんの本棚」

<2024年2月9日>


「かりん」今月号は5日に届きました。


巻頭の「さくやこの花」(馬場あき子先生執筆)は第157回。


次の1首を取り上げておられます。







喜多文子と雁金準一と碁を打ちてゐるなり古き手箱の中に


                   『あさげゆふげ』 (2018年刊行)




(「さくやこの花」は「かりん」のHPに順次アップされます)



今月号にはこのブログでもご紹介した


木村寛子歌集『木蓮坂』と新井忠代歌集『再演の無き』


の評が掲載されています。


私は「かりんの本棚」(歌書の書評)を執筆しました。


伊藤一彦さんの『牧水・啄木・喜志子-近代の青春を読む』


について書いています。





私のうたは「秋のブラウス」7首が掲載されました。


その中から1首ご紹介します。







銀杏の葉色づく前にストーブを出して終わりぬ瞬間の秋


                      キム・英子・ヨンジャ







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