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「かりん」9月号-山花集*19

  • momosaran
  • 4 日前
  • 読了時間: 1分

<2025年9月5日>


今月号はきのう届きました。


編集・校正・配送に携わっておられるみなさま、ありがとう存じます。


9月号はかりん賞とかりん力作賞の発表号です。


そちらについては改めてご紹介するとして


まず、馬場あき子先生の短歌作品6首より2首ご紹介します。







手に折りて臭しといへる子に母は捨てよと叱れり野蒜かなしも





敗戦の瓦礫を積みて炊ぎたる水とん汁に入れたる野蒜


                          馬場あき子


 (6首中のほかのうたの「野蒜」に「のびる」とルビあり)








本欄(坂井欄)の「前月号の十首」(選・草田照子さん)で


わたしの「海辺の領事館」からも1首選んでくださっています。


うれしいことです。ありがとう存じます。




そして、今月号の連作「びわ色の郵便局」は山花集に掲載されています。


7月号以来、通算19回目の掲載です。


たいへん励みになります。


ありがとう存じます。


その連作の1首目を記します。







夢二の切手だいじに使う発行の日付は昭和六十年だ


                  キム・英子・ヨンジャ









 
 
 

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