「かりん」3月号-シニヨン
<2025年3月7日>
「かりん」今月号はおととい5日に届きました。
「支部のしおり」というページには全国の支部からの便りが載ります。
今月号はわが「かりんZONTAG会」(福岡支部)。
昨秋の第21回筑紫歌壇賞贈賞式の翌日に
受賞者の本屋敏郎さんや、
米川千嘉子さんはじめ贈賞式に駆けつけられた
全国の「かりん」会員のかたがたをお迎えしての歌会について、
長谷川隆子さんが書いておられます。
私は「あの日あの歌」というページを執筆しました。
「あの日あの歌」については別途に書こうと思います。
さて、今月号にわたしのうたは6首載っています。
今回の月詠は送ったのが6首と少なかったので、
その関係もあるのではないかと思いますが
送った月詠がすべて載るのは
少し前に5首中5首が載った折に続いて2度目で、
わたしとしてはめずらしいことです。
6首のうち4首は昨秋に挙式した姪のことを詠んだもの。
その中から2首ご紹介しますね。
花嫁のこのチマチョゴリ成人の祝いにわれの贈りしものか
チョゴリ着るときの髪型はシニヨン 教えたことを覚えてたんやね
では、本日の記事のトリ!として
馬場あき子先生の作品7首より前半3首をご紹介します。
人外のものとなりゆくはじめにてまづ夢魔と会ふわれの残り生(よ)
夢魔といふものふと襲ひきて夢びととなるクロッカスの芽が覚めるまで
思ふまま眠りたしと思ひ眠つてゐる土の中のやうだ春は遅いな
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