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「かりん」7月号-踏青(タプチョン)

<2024年7月3日>


今月号は昨日2日に届きました。


ご関係のかたがた、ありがとう存じます。




毎月10日必着の「かりん」の月詠。


以前は7日か8日に出していたのですが


近年、郵便が届くのが遅くなったので


5日集荷分に間に合うように投函しています


(私の場合、4日夜までに)。


また、コロナ禍のため


以前よりも「かりん」到着が遅れがちになり


さらに今年に入ってから


クロネコメール便の配送システムの変更もありました。


なので、福岡県飯塚市に住む私の場合


ここ数年は「かりん」誌が届いてから月詠を出す、


ではなく、


月詠を投函してしばらくして「かりん」誌が届く、


の順番になっていました。


でも、今月はありがたいことに2日に届いたので


今準備中の月詠の参考にしています。


7月号の月詠として送ったうたのうち


掲載されたものとそうでないもの。


そこから自分のうたに何か癖が出ているのではないか、


甘さがあるのではないかと考えています。


今月の月詠投函のリミットが近づいていて


少し焦る気持ちもありますが、


この考える時間が大事なのだろうと思います。





さて、渡辺松男さんの作品は9首載っています。


そのうちの次の1首を読んで泣きそうになりました


(ほぼ泣いた)。










いざよひの月をかこみて虹ありぬ続かざるしあはせのごとき光冠 


渡辺松男







 




最後に、私の掲載歌から1首記します。







たけのこ梅雨の身をなつめ茶に温めたり

かつて清明に踏青ありき

               *踏青(タチョン)


キム・英子・ヨンジャ









踏青(タチョン)とは、


かつて韓国で陰暦の3月3日や清明の日に


野山や渓谷に連れだって出かけて


春の景色を愛で、酒食を楽しんだ遊びのことです。










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