「秋のブラウス」
- momosaran
- 4 時間前
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<2025年10月30日>
ブラウスとシフォンのスカート満月を歌友と見上げし太宰府の秋
一枚でまとうが美しき服に適う日和の秋の日少なし
ひとめぼれして購いしその後を何度も着ざる秋のブラウス
キム・英子・ヨンジャ
「かりん」2024年2月号の連作「秋のブラウス」より、
冒頭の3首です。
このブラウスはひとめ見てとても気に入って
その分 お値段もはりましたが、「好き」の気持ちが勝って即購入。
1首目に「太宰府の秋」とあるのは2017年のことです。
筑紫歌壇賞贈賞式&シンポジウムにでかけた折に。
この頃は、シンポジウム終了後に懇親会があったんです。
太宰府天満宮のなかのお茶屋さんで。
福岡県内の短歌を愛するかたがただけでなく
筑紫歌壇賞の選者である伊藤一彦さんや小島ゆかりさんとも
お話しして。
わたしはお酒はいただけないけれど、お料理はおいしいし
楽しい夕べでした。
帰りにお茶屋さんを出たところで月を見上げたのでした。
その後は 年々秋が短くなったのとコロナ禍もあって
このブラウスは袖を通す機会がほとんどありません。

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