「言葉季評」by穂村弘さん
- momosaran
- 2021年10月27日
- 読了時間: 1分
<2021年10月27日>
今月7日、朝日新聞のオピニオン面に
「言葉季評」という新しい企画が載りました。
執筆者は歌人の穂村弘さん。
見出しは
「コロナ下 変わる感覚
不安も願いも 歌に刻んで」。
新型コロナウイルスが世界を席巻したこの1年10か月。
それを新聞投稿歌などの短歌作品を通じて振り返り、考える内容です。
穂村弘さんは多くの媒体に登場なさる著名な歌人ですが
この文章が朝日歌壇や文化面ではなく
オピニオン面に掲載されたことに注目しました。
この企画の説明として
「言葉、社会などのテーマごとの「季評」を随時、掲載します。
穂村さんの次回は来年1月の予定です。」
とあります。
今回の季評ではコロナ禍に関する5首が取り上げられています。
そのうちの1首をご紹介します。
ベリーミックスヨーグルト風味の空でしたマスクさがして夜明けのコンビニ
田村樹香
そう、昨年の春はマスクがほとんど店頭に無かった。
今は、コロナ禍前から愛用しているものも手に入るようになったけど、
また買えなくなるんじゃないかという不安が今もあります。
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