【掲載】角川「短歌」11月号-「双鳥牡丹」7首
<2023年10月27日>
おととい25日発売の角川「短歌」2023年11月号に
新作7首を寄稿しました。
タイトルは「双鳥牡丹ー1941年の母に寄せて」。
双鳥牡丹とは、二羽の鳥と牡丹を描いた吉祥の図柄のこと。
1941年は、私の母(1925年生まれ)が韓国で結婚した年です。
うたの中の<われ>は母をモデルとした女性です。
4年前に亡くなった母に聞いていた話を基にして、
でもそれだけではなく
私の見聞や知識や想像と合わさっています。
それと、7首すべてに詞書をつけました。
これらは私にとって初めてのチャレンジです。
書店や図書館で角川「短歌」11月号を手にされた際は
ご覧くださったらうれしゅう存じます。
では、7首連作のうち3首目をご紹介します。
婚礼の日が初対面だった
天青のチマ薄紅のチョゴリもてウェディングベールを戴く十七
Comments