top of page

公開シンポジウム

きのう(5月31日)の午後に


Zoomによるかりん支部の歌会に参加したことはきのう書きました。


実はきのうは、もう一つZoomで参加したものがあります。


国際高麗学会日本支部が主催する


「女が書く、女を書く―文学の中の在日朝鮮人女性」


と題した公開シンポジウムです。


これまでこちらの学会のことも存じ上げなかったのですが


25日の夜にたまたまインターネットでシンポジウムの告知を目にして。


ミン・ジン・リーの『パチンコ』(日本語訳)を読み終えたばかりだからというだけでもなく


今もっとも関心のあるテーマなので


部外者ではあるけれど


会員以外でもOKとあったので申し込みました。


ただ、ひとつ問題が。


公開シンポジウムは13時から17時まで。


以前から予定しているかりん支部の歌会は


同じ日の14時から1時間ほど。


日程がかかぶってしまっています。


歌会のほうはすでに参加のお返事をしているし


2か月に1度なので欠席したくない。


でも、公開シンポジウムもぜひとも聴きたい。


ということで、シンポジウムを一時退出して歌会に出て


終わったらすぐにシンポジウムに戻るということをしました。


1度退出して、また参加するなんて主催者に失礼な気がして迷いましたが


興味深いシンポジウムを聴けて感謝しています。


これがオンラインでなかったならば


歌会は福岡市内でおこなわれるし


公開シンポジウムは関西?


わからないけれど、たぶん福岡ではないでしょう。


かけもちなんて不可能です。


こうしたことも、オンライン会議システムの恩恵ですね。


改めて、私にZoomの活用を勧めてくださったかたと


Zoomの使い方を教えてくださったかたに感謝です。


今回のシンポジウムを視聴して思い出したのが


2006年に九州大学(福岡市)で開催された


「日韓国際シンポジウム 在日朝鮮人文学の世界」


に参加したことです。


その時の経験は後にうたになりましたが


(第2歌集『百年の祭祀(チェサ)』に収録)


研究者や編集者のかたがたから直にお話をうかがったその時とは違い


今回はオンライン。


画面越しに感じたことはいつかうたとなって湧いてくるのか、


自分でもまだわかりません。



 

Comments


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page