子どもたちの最優秀賞:第7回福岡女学院短歌コンクール
今年で第7回を迎える福岡女学院短歌コンクール。
これまでで最も多い13,512首の応募があったそうです。
47都道府県すべてからうたが寄せられ
海外からもドイツ、ブラジル、アメリカ、韓国など
7か国から応募があったとのこと。
そして小・中・高校にわたる参加学校は225校に及んだそうです。
年々大きくなっていくこのコンクール。
「かりん」の桜川冴子さんが実行委員長をなさっている関係で
第1回の時から存じ上げていますが
今や世界中から短歌が寄せられるコンクールになりました。
毎年12月に開催されてきた福岡女学院ギールホールでの短歌大会
(この時にコンクールの選評や表彰式もおこなわれます)
にも、ほとんどの年に足を運んできましたが
今年はコロナ禍のため短歌大会は開催されませんました。
けれども、さまざまな短歌大会や短歌コンクール、短歌シンポジウムが
その大半は中止となった中で
こちらのコンクールは実施されて
今年も受賞作が発表され、
「第7回福岡女学院短歌コンクール『百人一首』」という冊子が発行されました。
この冊子は毎年発行されているのですけれど
ギールホールに集っての選評座談会などが聞けない今年は
特に重みを感じるものになりました。
選者は
歌人の伊藤一彦さん・俵万智さん・桜川冴子さん。
そして同学院准教授の松本健さんです。
小学生の部・中学生の部・高校生の部・一般の部に分けて
たくさんの賞が設けられている中から
小学生の部と中学生の部の最優秀賞をご紹介したいと思います。
<最優秀賞>
・小学生の部
おつ来たぞグイグイズゴゴこの感じゲームと違う本物のつり
福岡県 小学4年生
・中学生の部
「重いよー」とみんなで楽器運ぶとき「吹奏楽部」をしてると思う
宮城県 中学3年生
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