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新しいお仲間を迎えて

<2022年12月29日>


今月の<紙上>いいづか短歌サロンは12月31日発行です。


25日のお昼に投函しましたので


ご参加のかたがたのお手元にはすでに届いたかと存じます。


今回の秀歌鑑賞は、季節やトピックスにちなんだテーマではなく


1冊の歌集を取り上げました。


(時どき このようにしています)


栗木京子さんの最新歌集『新しき過去』です。


今年9月に刊行されたばかりの第11歌集。


歌集のタイトルは次の1首からとられています。






葉の間(あひ)にいちやうの緑(あを)き実の見えて新しき過去かがやくごとし







好きなうたがたくさんあって、拝読している間、幸せな時間でした。


それで、短歌サロンでもともに鑑賞したいと思ったのです。


その中から、今日は1首ご紹介いたしますね。






楽しきもの想ひ眠らむひまはりの野をゆく移動図書館などを







今月の短歌サロンは特筆すべきことがありました。


新しいお仲間が今月からご参加くださっているのです✨


とても嬉しいです♪


コロナ禍が終息して対面で短歌サロンを開ける日を待つ楽しみが


さらに増えました(=^∸^=)




今回は来年の干支にちなんでうさぎが描かれた切手を使うことが多かったのですが


ご詠草にちなんだ切手でお送りしたかたもいらっしゃいます。


たとえば、


戦時の記憶を詠まれたかたには


サンフランシスコ平和条約の切手で。


生まれたばかりの<われ>が登場するご詠草のかたには


新生児を抱いたお母さんを描いた切手を。


ふたご座流星群を詠まれたかたには


ふたご座(星座)のキラキラと輝く切手を、


という具合いです(=^∸^=)


美術がご専門のかたには


なんとなくお正月らしい感じだったので


背景が銀色の浮世絵の切手シリーズで。


こんなふうに切手を選ぶのも楽しみのひとつです。


もちろん、早くコロナ禍が終息して


安心して会場で短歌サロンを開ける日を心待ちにしています。


紙上開催が長く続いている状況は本意ではありませんが


今の状況の中で少しでも楽しむにはどうしたらよいか、


いつもそれを考えています。












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