現代歌人集会賞
<2022年5月26日>
拙歌集(第2歌集)『百年の祭祀(チェサ)』が
現代歌人集会賞の候補作となるというご縁をいただいて
同会の会員になってからもう10年になります。
10年前の12月、京都での同会秋季大会に参加しました。
懇親会が終わってからホテルに戻る時
ホテルの案内が間違っていて夜の京都のまちを長く迷うことになり
(修学旅行以来の土地を
方向オンチの私がひとりで移動するという悪条件も重なって)
冬の京都の底冷えを実感しました。
寒かった!
今月届いた同会の会報に
今年度の現代歌人集会賞が発表されていました。
今回は次の歌集の同時受賞です。
*『無限遠点』(北辻一展さん) (青磁社)
*『水の聖歌隊』(笹川 諒さん) (書肆侃侃房)
両歌集の自選10首が載っていて
その中に以前読んでひかれた一首がありました。。
少年天使像つくらんとする父のためわれの背中を見せしあの頃
(北辻一展歌集『無限遠点』所収)
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