第22回筑紫歌壇賞
- momosaran
- 2 時間前
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<2025年9月8日>
きのうは筑紫歌壇賞贈賞式にうかがいました。
毎年、9月ごろ福岡県太宰府市でおこなわれています。
筑紫歌壇賞は60代以上の作者の第一歌集を対象としており
これは1300年前、
太宰府において花開いた筑紫歌壇にちなんでもうけられました。
(その中心的歌人だった大伴旅人や山上憶良らが60代でした)
本年受賞されたのは
加古陽さんの『夜明けのニュースデスク』(ながらみ書房)です。
『夜明けのニュースデスク』については「歌壇」8月号に
受賞者と選考委員のことばおよび30首抄が掲載されています。
加古さんはこの第一歌集の前に
『一首のものがたり~短歌(うた)が生まれるとき~』を出されていて
その歌書評を「かりん」誌に執筆したことがあります。
そのご縁で一度お手紙のやりとりをしたことがありますが
お目にかかるのは今回が初めて。
選考委員のおひとりであり、シンポジウムのパネラーでもあられる
伊藤一彦さんとは昨年の本贈賞式以来です。
いつも思うのですが、
伊藤先生のお話、そしてそのお声をうかがうと
なにかこう明るい気持ちになり、元気をいただけます。
他にも初めてお目にかかれた歌人のかたですとか、
昨年の贈賞式以来というかたが何名もおられて
気温36度の炎天下をでかけたかいがありました(=^∸^=)
後半のシンポジウム、今年のテーマは「数字のある歌」。
受賞作『夜明けのニュースデスク』に
数字が多く使われていることにちなんだものだそうです。
伊藤一彦さん、小島ゆかりさん、桜川冴子さん、
山下翔さん、竹中優子さん、以上5名のパネラー(豪華!)が
近現代の短歌から数字の入ったうたを各3首ずつあげて
それをもとに小島ゆかりさんが進行をつとめられました。
楽しい学びの時間でした🍇
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