検索
第42回かりん賞・第24回かりん力作賞
- momosaran
- 2022年9月11日
- 読了時間: 1分
<2022年9月11日>
「かりん」9月号は今年のかりん賞とかりん力作賞の発表号です。
第42回かりん賞は
小田切拓さんの「あと一行言葉に出来ず」30首、
第24回かりん力作賞は
平山繫美さんの「白夜に生きる」30首です。
おめでとう存じます。
受賞作より幾首かご紹介いたします。
誰にでも悲しい気持ちがあることを忘れて歩く春の散歩道
「暖かくなりましたね」で微調整していく職場の人間関係
あと一行言葉に出来ず 別々の方角の同じ海を見る二人
小田切拓 「あと一行言葉に出来ず」
防護服に飛沫浴びつつ一時間咳の合間に粥を運べり
雨音を呑みこみ過ぎた紫陽花を抱えたように胸が冷たい
人よりも看護師として期待されもうずっとずっつと白夜に生きる
平山繫美 「白夜に生きる」
最新記事
すべて表示<2025年4月20日> 「かりん」の貝澤駿一さんが第一歌集を出版されました。 ( 本阿弥書店 2025年3月1日発行 2,200円+税 ) 松村正直さん・井上法子さん・坂井修一さんが栞を書いておられます。 歌集の中で、高校時代から教師である現在までの時間が流れます。...
<2025年4月19日> 今月、飯塚市歴史資料館に足を運びました。 市内の山王山古墳が15年の発掘調査を終えて 同館で関連の展示がおこなわれているのに合わせて 発掘調査を担当されたかたが くわしい報告をなさる講座がおこなわれたのです。...
<2025年4月17日> 「ときめきポイント✨」と題した記事に書いたように 私が韓国ドラマ、特に時代劇でときめくポイントは チマチョゴリ(伝統衣装)、韓茶、詩歌、などです。 ドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」について...
Commentaires