「倭の五王の時代と嘉麻・穂波」
- momosaran
- 2019年2月15日
- 読了時間: 2分
飯塚市歴史資料館で毎月1回おこなわれている館長講座。
嶋田光一館長が地域の古代史を教えてくださっています。
(ちなみに嶋田館長は歴史資料館からも近い県立嘉穂東高校の郷土部出身。
わたしがこちらに在籍していた当時、
OBとして来られた嶋田さんにお目にかかったことがありますー)
第7回は昨年10月28日に開かれました。
タイトルは「倭の五王の時代と嘉麻・穂波」。
「飯塚市山ノ神古墳と目尾石棺」という副題がついています。
山の神古墳とは市内の炭坑の敷地からみつかった古墳で
(山の神という命名は炭坑の敷地内の山の神神社に由来しています)
韓半島とのつながりをもつたいへん貴重な副葬品が出土しています。
目尾石棺とは目尾小学校にほど近い川の中からみつかった石棺です。
家形石棺であり、阿蘇のピンク石が使われています。
どうして川の中に沈んでいたのかについては
いろいろな説があってまだはっきりしていないのだとか。
うーん、ミステリアス。
この近くには、
歌人の山本詞(やまもとつぐる)が生涯働いた古河目尾抗もありました。
1973(昭和48)年に市内で発見された栗崎山4号墳は
なんと、嘉穂東高校郷土部が発見したものだそうです。
嶋田館長も部員として発見の場にいらっしゃったんですって。
すごい!
高校生の時にすでに古墳発見の現場にいらしたとは。
この古墳は残念なことに盗掘されていたそうですが
講座ではその後日談も聴かせてくださいました(=^∸^=)
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