top of page

短歌は役に立たない?

  • momosaran
  • 2019年3月31日
  • 読了時間: 2分

今日で三月も終わりですね。

今朝の朝日新聞に、

4月からアイルランド出身の詩人、

ピーター・マクミランさんのコラムが始まると載っています。

マクミランさんは『英語で読む百人一首』の著者。

「異文化の言語を通して

日本人が今まで見過ごしてきた「やまとうた」の尽きぬ魅力を

読者とともに再発見していく」

とあります。

続いて

ピーター・マクミランさんの語ったことが記されているのですが

その終わり近くに

「和歌や短歌は、経済性や効率性が優先される今の社会で、

役に立たないものとみなされているのかも知れない。

けれど、役に立たないものほど大切なものはありません。

自分たちに通じる美意識が歌に凝縮されていることを、

再認識してほしいです。」

ということばが記されています。

4月からの連載(水曜隔週掲載)が楽しみです。

そして、

彼のこのことばが印象に残りました。

私も、短歌のことを多くの人に知ってほしいと活動するなかで

このような意味のことを返される時があります。

短歌は役に立つものではない、と。

確かに、

短歌を詠んだり読んだりしても

仕事に役立って収入が上がるわけではないし、

家事の時短につながるわけでもありません。

でも、私は短歌の力を信じています。

このことについては

明日、もっとくわしく書くつもりです。


最新記事

すべて表示
「かりん」12月号-どんな人間

今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...

 
 
 
第33回いいづか短歌サロン-銀杏のうた

今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...

 
 
 
「短歌は武器になる」

購読している新聞(朝日です)には土曜日に別刷りの「be」が付きます。 その大きな写真付きの1面は「フロントランナー」。 さまざまな分野で活躍しているかたへのインタビュー記事です。 1面の記事は3面にも続きます。 今週の「フロントランナー」は歌人の穂村弘さんでした。...

 
 
 

Comments


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page