今月の講座は『光のアラベスク』
- momosaran
- 2019年6月20日
- 読了時間: 1分
嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座で
その前半に私がご紹介してみなで鑑賞する秀歌は
毎回「雪のうた」「桜のうた」というふうにテーマを決めていますが
今月はいつもと違って
先月出版されたばかりの松村由利子さんの歌集『光のアラベスク』から
ご紹介しました。
3月の講座の桑原正紀歌集『花西行』以来、2回目です。
『光のアラベスク』については
先日このブログでもご紹介しましたね。
今回のおくら短歌講座では
『光のアラベスク』の収録作品や
メンバーの詠草集から
「秀歌を下敷きにして詠う」ということと
「本歌取り」について話しました。
一見似ているけれど
下敷きにしてうたう(踏まえてうたう)のと本歌取りは
どこが違うのか。など。
メンバーのかたの詠草(自由詠)は
どういった場面をうたうか、
その場面のとらえかたが優れた一首が多かったと感じました。
では、『光のアラベスク』から幾首かご紹介いたします。
(前回ブログで歌集をご紹介した折とは違ううたを。)
気温ぐんぐん上がれば海は青くなる海神祭の前ぶれとして
清明をまずシーミーと呼ぶときに移住七年目の青葉雨
鳥になるまでの時間を人として這わねばならぬ暗き大地を
最新記事
すべて表示今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...
今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...
きのう、飯塚市内の小学校で4年生にゲストティーチャーとしてお話をしてきました。 学習支援ボランティアです。 テーマは「韓国の文化」。 ちょうどひと月前にご依頼があり、 当時は県内の新型コロナウイルス感染確認者数は1か月ほど一桁台で 筑豊ではゼロが続いていましたので...
Comments