歌会は忘年会の始まり
- momosaran
- 2019年12月28日
- 読了時間: 2分
「きょうだいは他人の始まり」ということばがありますね。
「嘘つきは泥棒のはじまり」なんていう言い方もあります。
では、歌会は、忘年会の始まりだった…?
師走も大詰めが近づいてきました。
忘年会が続いたかたも多いことでしょう。
最近は「忘年会スルー」という言葉が流行っているようですね。
若い世代が中心かと思いますが
職場の忘年会を避ける、出たくない人たちが増えているそうです。
そのことに関した朝日新聞の記事(12/26付朝刊「忘年会スルー する前に」)に
興味深いことが書かれていました。
・・・・・ここより引用・・・・・
社会学者の園田英弘さんが書いた「忘年会」によると、
室町時代の皇族の日誌に、
年末の歌会で酒を飲み、乱舞する描写が出てくる。
「年忘(としわすれ)のよう」という記述があり、
「忘年会の一応の起源の一つ」とされる。
・・・・・・引用ここまで・・・・・・
記事はこの後、その序文が「令和」の典拠となった
万葉集の「梅花の歌三十二首」が詠まれた
大宰府の大伴旅人邸での梅花の宴にふれ、
上野誠教授(奈良大学)のお話として
梅花の宴のような奈良時代の宴と現代の忘年会には
通じるものがあることを伝えています。
私はお酒をほとんどいただけないこともあって
酒宴としての忘年会に出る機会は多くはないのですが
歌会が忘年会の起源のひとつとされているなんて!
興味深い記事でした(=^∸^=)
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