「移動美術館展 柏の森の美術館」
昨日の文化の日、みなさまはいかが過ごされましたか?
私は、音楽と美術にふれる一日でした。
飯塚市歴史資料館(飯塚市柏の森」)で
福岡県立美術館所蔵品巡回展が始まり、
昨日はそのオープニング・コンサートとして
小野山莉々香さんによるバイオリン演奏がありました。
小野山莉々香さんの演奏を聴くのは二度目です。
昨年 イイヅカコスモスコモンで聴いた時はまだ高校生でしたが
何人も出演された演奏会で一番印象に残りました。
昨日は県立美術館の学芸員のかたによるギャラリートークもありました。
今回の展示は「美術と歴史」をテーマにしたとおっしゃっていました。
展示されているのは福岡県出身の日本画家・洋画家・彫刻家などの作品。
水上泰生・高島野十郎・小島善三郎・坂本繁二郎などが観られます。
筑豊で生まれた上野焼、高取焼も並び
筑豊出身の画家として斧山萬次郎・野見山暁治などの作品が紹介されています。
野見山暁治さんは現在の飯塚市出身で
近年文化勲章を受章なさいましたね。
私がもっとも関心をもって観たのは
展示の最後に置かれた野見山暁治さんの作品の数々です。
特に、1951年という時期に描かれた「廃坑(A)」、
ベルギーのボタ山を描いた作品は興味深く拝見しました。
そして、大作「空の話」は圧巻です。